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  • 執筆者の写真のじょみ

インドロックダウン徒然草




Namasteでございます

またまたご無沙汰してしまいました。生きています、のぞみです。

インド・デリーからは羽田への臨時帰国便がなんとか出続けていますが

わたしは日本へ帰る予定はありません。

まず臨時便の運賃が高すぎる・・・し、感染の確率は断然日本の方が高い。

そして空港や飛行機での感染リスクと帰国後の実家への負担軽減の為です。





そんなインド全国ロックダウンは、なんと再度の延長が決まりまして

第一弾:3月22日~4月14日

第二弾:4月15日~5月3日

第三弾:5月4日~5月17日 ←イマココ

曜日や日付なんてもはや分からないおデブ生活を継続しています。





インドに居る理由のひとつでもある現地採用としての状況ですが

ウイルスの影響でビジネスがゼロになった我が会社は

【有給完全消費と12月末までの減給】が決定しました。社員皆一律。

そうしたら現地採用としてのインドビザ基準額は守られるの・・・?

という超絶な不安のA☆RA☆SHIの中に居る訳ですが

オフィスが開いてから、上司と会話する予定です。。これについては追々。





インドでまさかの監禁ぷー太郎生活を余儀なくされているので

(まあこれも人生の中で考えたら滅多に無い貴重な経験です)

第三弾までの中でどんなことがあったか、書き記します。

長いですが、どうぞ外出自粛のお供にお付き合いください。





第一弾:3月22日~4月14日


【生活】

この21日間ロックダウンの直前に恋人という契約を結んだ私は

歩いて40分程の彼氏のひとの家まで食材を持って疎開をしました

付き合って0日で同棲の強制スタートでした(不幸中の幸い?)


新しいエリアにはローカルマーケットがあり、

マスクをして行けば、入るまでに並ぶものの食材の買い出しは余裕でした

また、彼の優しい大家さんが一度車を出してくれて

South Point MallやGarellia Marketまで買い出しにも行けました


そしてロックダウン開始1週間後には空気がものっそい綺麗になりました

毎日青空と小鳥の鳴き声を享受していました



【体調】

慣れない部屋、慣れないベッド、慣れないシャワー・・・などもあり

忘れていたけど2月末に再び抗精神病薬の断薬に踏み切っていて

緊張と離脱症状?でどんどん体調が悪くなっていきました


主に出たつらかった症状:

・不眠症とレストレスレッグ症候群(それかアカシジアっぽい)

・身体のだるさ、特に足のむくみ

・不安定な呼吸

・たまに来る吐き気

⇒ただただひたすら苦しんだ( ノД`)シクシク…



【食事】

ひたすら自炊。料理の鬼になっていた。もこみちに負けない。

彼氏のひとが職業病のせいか休みになった途端倒れたのもあり

健康な食事を昼と晩、ひたすら作り続けた。


意外と美味しく作れて、しかも彼氏のひとが美味しい!と食べてくれることで

今まで感じたことが無かった「料理をする喜び」を抱いた。



【その他】

ロックダウンがいつ終わるか分からないし

同棲してみて全く問題が無かったので

また仕事が忙しい彼はデートの時間を十分に取れないだろうし

一緒に住んだら家賃負担軽減する、ということで

正式に彼氏のひとの家に5月から移り住むことを決意。


自分の家のオーナーに1 month noticeを出しました。

ロックイン期間も過ぎているし、オーナーも承諾してきたのに

2週間後、ロックダウン中はnoticeを受けないんだ!デポ返さないよ!

と謎に勝手にルールとか言ってほざいてきて喧嘩になる。(インドあるある)

しかもとはいえ段ボール10箱くらいの荷物はどうやって運ぶ・・・?

といった不安要素がどんどん押し寄せてくる


そんな中でも、ポジティブでメンタル超安定の彼氏のひとに

不安のA☆RA☆SHIの腑抜けな私は救われる




第二弾:4月15日~5月3日


【生活】

14日朝、モディじいの演説をドキドキしながら生放送で見る

「延長キターーーーー(;'∀')ーーーーーー!!!」

しかも20日まではより厳格になるとのこと。買い出し行けるかな・・・。



新しいエリアのローカルマーケットはいつもと変わりませんでした

いつも野菜を買うお店のおじちゃんや雑貨を買うお店の店主と顔見知りになる

雑貨屋の店主は、欲しいものを伝えると翌日には入荷してくれた(笑)

ありがたや~!!



このロックダウン2.0で会社の有給はすべて使い果たしました。

会社はビジネスが無いし経営も良くないので、クビも覚悟で色々考えました。


【体調】

新しい家には少しずつ慣れてきました。

しかも新居は日当たり抜群、風通し抜群の鬱脱出天国だったので

自分の所有物は全く無いけど気に入ってきました。

断薬の離脱症状も、色々調べて対処し、抑えられてきました。


主に出た症状:

・身体のだるさ、特に足のむくみがピークに達し、頭痛と胃痛が1週間続いた

⇒めっちゃ寝て、持っているガスター20mg錠飲んで対処

・不眠症とレストレスレッグ症候群(それかアカシジア)

⇒昔処方された弱~い睡眠薬を飲み始め

 マーケットの薬局でガバペンチン錠(日本で言うレグナイト錠)を買い

 少しずつ眠れるようになりました!

【食事】

ひたすら自炊・・・というのが体調の悪化もあり崩れる。もこみちに負けた。

彼氏のひとがzomato(インド版Uber Eats)の鬼だったこともあり、

夜ご飯はレストランからオーダーするようになりました。経済を回そう。


お昼は簡単なパスタとか。夜はちょっと豪華。

そんな生活スタイルになってきました。


【その他】

デポを戻さないという糞オーナーの喧嘩について

彼氏の家のオーナーさんにたまたま話したところ

憤慨してくれて、電話でお叱りをしてくれました・・・

その結果、なぜか2回に分けるものの戻って来ることにはなりました。ふぅ。


そして引っ越しを25日に決行。

というのも、ローカルの引っ越し業者に聞いたら20日以降ならやるよ!と言われて。

しかし、その業者はpermissionを警察から賄賂で買おうとしていたのだと前日に発覚

その可能性に懸けて(完全なる悪ノリ)とりあえず旧居で荷造り・・・。


しかし、夜になってもやはり業者が来られず、途方に暮れたところ

彼氏のオーナーさんが「大家と揉めてるのか生きているか」と心配してくださり

さらには「今から車で行くから!荷物も乗せな!」と引っ越しを手伝ってくれまして・・・

助けてくださったことに、不安のA☆RA☆SHIだった私は号泣

そしていつでも相変わらずポジティブでメンタル安定な彼氏。救われる。

ロックダウンの最中、引っ越し完了。



第三弾:5月4日~5月17日 ←イマココ


【生活】

5月になってしまった。嗚呼、インドの本格的な夏が本領発揮してきている。

2日頃、ネット上でロックダウン継続のニュースが出る。

しかし今回は全国の地域をRED, ORANGE, GREENに分けて

それぞれのゾーンで出来ることが変わってくるという。

幸い、わたしの住むハリヤナ州グルガオンはORANGE ZONE!!!

ちょっとずつオフィスもお店も再開するし、ふらふら外出もできるっぽい!

いつものローカルマーケットも少しずつ活気が戻りつつあります。

大好きなオートリキシャもぶいぶい走り始めました

(心なしか空気がよどんできた気がする)

しかしビジネスゼロでお金のない我が会社は RED ZONE在住の社員も居ることから、引き続きクローズとなりました。 そして長期の減給も決定。クビにならないだけありがたいことは百も承知。

(法的効力は謎なものの、一応ロックダウン中は解雇・減給禁止だが) 自分と会社の将来が全く見えない中、オフィス復帰に向けて 仕事獲得準備のための仕事を粛々と在宅で始めることになりました。

【体調】

引っ越しが完了し、愛着のある毛布と寝ることもでき

断薬の離脱症状は和らいできて、ただ単に朝が弱いだけの人間に戻りました

主に出た症状:

・身体のだるさ、特に足のむくみは引き続き少し残っている

・不眠症とレストレスレッグ症候群(それかアカシジア)

⇒睡眠薬は要らなくなりました!

 ガバペンチン錠は今も少しずつ飲み続けています

 左足と左腕の不快感もほとんどなくなってきています

・【NEW!】右目にものもらいができた。そして1週間以上治っていない。

⇒このロックダウンがあけたら医者行きます・・・


【食事】

すでにもこみちに負けたわたしは自炊とオーダー半々の生活。

彼氏のひとはオフィスに出勤するようになったので

お昼はわたしだけ。Maggi(インドの袋麺)とか前夜の残り物とか。


ロックダウン1.0と2.0中に日本食を作りすぎたせいで

めんつゆやみりんといった調味料が無くなってきてしまいました・・・。

またインド料理をつくりはじめようか。でも腰が重い・・・。

醤油と出汁粉末と代替調味料でなんとか乗り切る予定です


【その他】

自分のインドでの今後に関しては、これからゆっくり考えます。

そもそも国際線が通常運行していないのでインド国内転職にしても本帰国にしても、日本に行けないし・・・

しばらくは今、ここインドで出来ることを前向きに、生活が「異常」からそれなりに回復するまで、生活します。

幸い収入がゼロにはなっていないので。。




将来を計画して考えて、悩むのも時にはもちろん大事ですが

ほら、「今、この瞬間を全力で生きる」て言ってたじゃん。

悲観しすぎて焦って今何かを犠牲にしてしまうのはもったいないよ

ましてや全世界がこの状況下なのだから

少し長く息抜きをして、また頑張ろう。それまではどうか思い詰めないで




なにより、大変なことに直面しても、いつもポジティブでメンタル安定の彼氏

そんなひとの側に居られて本当に感謝!!!!!




今後のインド全国ロックダウン施策はどのように変貌を遂げていくのでしょうか

一刻でも早く、世界が日常に戻れますように

一日でも早く、またバラナシに還れますように・・・・(今一番の願いかも)









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