top of page
  • 執筆者の写真のじょみ

またねガンガー





Namasteでございます

これがわたしが最後に見たガンガーの姿 のぞみです

いつもできるだけ長く滞在したくて遅い時間の交通手段を手配するから夕暮れ。

いつだって何も変わらないことを教えてくれる。

そして、またいつかの良いタイミングで会えることをそっと教えてくれる。





今更感がすごいのですが

年の瀬になったし、想いが褪せないうちに書いておく。





実は、10月半ばの帰国前に1週間、こころの故郷バラナシを訪れました

この頃はCovid-19新規感染者はまだ1日10万人近かった記憶がありますが

日本へ帰国することが決まっていた為、感染リスクを承知の上で

行きは飛行機(ビスタラ)、帰りは長距離列車(Shiv Ganga Express)で

ガンガに会いに、感謝をしに行きました

これにて、人生で14回目のバラナシでした。20回は行きたかったなー。笑





いつもベンガリトラのお宿に泊まっているので

ベンガリでカフェろうと張り切っていたのですが

Covid規制で当時はベンガリとヴィシュワナートのカフェやお店がほとんどやっていなかった

ということで、これまで一度もアッシーまで行ったことがなかったのですが、

最後だし!規制も少し緩和されているらしい!ということで

主にアッシー周辺でのんびりしていました




かの有名なPizzariaのアップルパイ、こんなにおいしかっただなんて・・・







ガンガーを眺めながらいただけるのも、空っぽになれるのも、ぜいたく






いつもお世話になっていたのは

日本人のあきこさんとインド人旦那さん、さんちゃんが営む「ルドラゲストハウス」でした

だけど、Covid-19が故と言える要因でお宿が無くなってしまいました

(今後は 4689coffee varanasi で検索してみてくださいね)

私が最後のゲストでした 私が泊まるために頑張って調整してくれていたようでした





Covid-19の最中、バラナシもがらっと変わり果ててしまった

今まで地球の歩き方に載ったお店やカフェは閉めてしまったのか、はたまた再開できるのかも謎のまま

メインロードは竹下通りか?と(個人的に)思ったほどタイル張りになって小ぎれいになって

メインガートまでの野菜市場も次の工事のためのレンガが山ほど積まれて

いつもの屋台さんも工事で追い払われちゃった

今までのバラナシじゃなくなっちゃうみたい

変わらないものはあるけど、この先にフィジカルには伝わらないようだ




でもそんなもんだ




1週間もいたのに、行きたかったお店が全部やっていなくてno planになってしまい

結局いつも通り、散歩して、食べて、ガンガ眺めて、寝てただけだった

バラナシで迎える朝はいつも平和で安心で透き通っている

そんなことも思い出したりしました

東京に戻ったら、この一日の始まる美しさを忘れたくないなって思っていました

(すでに朝だるくて起きれていないのですけどね 笑)




ただ、

これからバラナシも、わたし自身も、大きな変化の波の中で如何様にも変わっていってしまう

でも、またいつかわからないけど会える時には、大事なものは変わってないねえ~と

新しいわたしたちで変わらず楽しめたらいいな、とだけ思っている

それでいいと思う きっとそうなるから





帰りの列車はデリーまで念願のShiv Ganga(14時間)でした

今まで、長くバラナシに滞在したいが故に列車を使ったことがなくて。

バラナシ好きバックパッカーなら列車だろ!とずっと分かっていたんですけどね 笑





駅も混んでいなくて、乗った2ACもきれいにされていて

電車の本数も減らされているのでインドではありえないOn Timeでの運行。

景色を楽しむとか余韻に浸るとかも特にできなくて心地よく眠って

気づいたらデリーのすぐ手前だった。朝陽はここでも美しい。







そしてこれまた念願New Delhi駅からパハールガンジに出るときに来る

オートリキシャじじいの大群による激しい客囲い込み攻撃・・・!

密だから今年はまじで迷惑ですが、まあ、そんな風物詩です

チャイも変わらずおいしいですからね

これはパハールガンジ入り口の朝市的な場所での一服です

(朝からみんな激しいね~・・・)







陳腐な言葉しか出てこないけれども

いつもと変わらない日常で、時代の変化の中で頑張るひとたちがいるバラナシ

わたしに人生を変えるきっかけをくれたこと

素敵なひとたちに出会わせてくれたこと

下痢も高熱も、失敗も虚無も、幻想も高揚も、全部感謝してる!

ただ変わらない自分がいたこと、そんな自分でもよかったことが分かった町でした




インド転職を決める前のFacebook投稿でバラナシの夕陽の写真をあげて

「変わらない。また戻ってくる。」

とキャプションしたのが2018年の2月。

実際に14回も戻りまくったのが笑えるけど、3年後の今、その勘はとても正しかった。




また次はいつになるんだろうねー!今回は全然わからないや。

最強に、楽しみであります。शांति शांति शांति...








↓ぽちっと応援お願いします!↓


最新記事

すべて表示
bottom of page