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  • 執筆者の写真のじょみ

あの夏も、この夏も。




Namasteでございます。

彼氏のひとがワクチン2回目を打って、もれなく高熱で苦しんでいる横でブログ書いてます。のぞみです。

わたしは市の供給が追い付いていなくて予約もできません。。しかしこんなに副作用があるんだなあ。。





2016年に、初めてインドに行く(しかもひとりで)となった時に

どんな危険なことが起こりうるのか?どう対策したらいいのだ?を知る為に

わたしはインド一人旅のあらゆる方々のブログをひたすら読み漁っていました。

夜ごはんの後に1日8時間くらい、午前3時くらいまでネットサーフィンして目を充血させて寝落ちをする日々でした。





そのときブログを見ていたわたしは、ただの恐怖に支配されるではなく

生身の人間の本能が剥き出しとなる数々の事象に惹かれていました。それはもう、人間味のある世界に魅せられていました。

なんでこんなことが起きるんだろう?この世界は何なのだろう?わたしはどうやって生きるだろう?

ヒューマンドラマとSFとホラーがミックスされた映画の中に飛び込むかのような、不思議な感覚で毎夜を過ごしていました。





実際、初めて乗り込んだインドでは23年の人生で一番の不安、恐怖、焦燥、感動(+腹痛)を経験して

それが自分の本能レベルと合っていて心地が良かったので、ハマったのですが。。





・・・と話が逸れました。

今夜は彼氏のひとが汗をかくためにがんばって寝ているので

久しぶりに2016年にブックマークをしていた旅人さんのブログを、5年ぶりに再読しました。





当時は分からなかった町のことが、今の私は理解が出来る

「なんでこんなことが起きるんだ?」と書いてあることが今の私には理解が出来る

これは怖すぎる、と感じていたものを乗り越えて今の私がある

たったの5年なのだけど、確実に自分というものが興奮と感動を経て別人になっている感覚に包まれました。





そしてブログを読んでいるときに、

ふわっと、インドに居たときの自分の感情や感覚が蘇りました

今でもなんとなく思い出すことはあるのですが、日本という環境でうまく出せなくなっています

(小さいことだと、例えばカフェのお洒落な椅子で胡坐かくとか?笑)

力みすぎたり、力が消えてただ夜に溺れたり、楽しすぎて泣いたり、分からなさ過ぎて怒ったり

きれいすぎて空っぽになったり、不安すぎて眩暈がしたり

どのわたしも、その時のわたし自身でした。





この感覚を忘れたくない。

迷惑をたくさんかけて失敗ばかりだったけど、ただただ素直に生きているだけだったわたしを忘れたくない。





まだ、日本にいると緊張してしまうことや、萎縮してしまうこと、力みすぎて自滅することがあります。

生粋の糞真面目日本人なので、ちょっと海外を通っても、いきなりb*tchになれるわけでもないようです。

来月には転職して新しい会社で仕事をすることになるけど

幸いにもこれまで経験した仕事と親和性の高い仕事で、英語や海外も全力で関わるので

少しでも、あの時の活き活きした自分で、少し頑張ればこなせる業務を持ち前のエネルギーでやり切って、日本の緊張や落ち着きをうまくミックスできればいい。

どんなひとがいて、どんなオフィスで、どんな困難があって、どんな意義や感動があって、どう進んでいくのか、なにもわからないけど

ただ、あの時の自分の鱗片が少しでも輝けばいい。





「この夏は終わらないし、終わらせない」と旅人さんのブログに書いてあった

2016年の映画の中のような夏、その後の3年間の本能レベルの夏・・・

やっぱり日本ですべてを押し殺してしまうなんて、わたしにはできない

人生は、仕事でもなんでも、自分ができないことに苦しんだり悲しんで使うための時間ではない

苦難があっても、自分ができることに喜びを見出して、それ以外はLet Goでしかない

期待も執着もしすぎず、しかし力みすぎず、楽しもう!!!





という、深夜のインドテンションでお送りした2021年最終Quarterの抱負、でした。





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